山羊料理「さかえ」 はスナックだった。

2016年12月27日(火)
今日は「もやすごみ」収集日。

ゴミ袋用ポリバケツから袋を取り出したら、那覇市指定の「もやすごみ(大)」であった。
今まで暮らした町はどこでも、生ゴミとプラスチックゴミは分別収集だった。
そしてプラスチックゴミが大半なのだ。
そのため、釧路暮らしの時は、市指定ごみ袋は「生ゴミ用(小)」で充分だった。

那覇に来た日に、那覇市指定ゴミ袋「もやすごみ(中)」を購入したが、こちらはプラスチックゴミも生ゴミと一緒のため、大でないと容量不足になりそうだ。次は大を買おう。

10:30にAmazonから自転車が届く。
自転車は宅急便ではなく「ヤマト便」となっている。宅急便のサイズを超えているのだろう。
12月21日に注文して、到着まで6日間かかった。

一緒に、水切りカゴと、LED電球×2、タワシも宅急便で届いた。

こちらはラベルに12月23日と書かれている。
昨日、ラベルに24日と記載された宅急便が届いたので、今日の宅急便とは到着日が逆転したことになる。
どちらも軽い荷物だったのだので、逆転の理由は不明。

 早速自転車を組み立てる。
とは言っても、折りたたまれているところを起こして、サドルの高さ調整して、ペダルを付けるだけ。
工具はペダルを付けるときに六角レンチを使ったのみ。
あとは、バックミラーとLEDライト、スマホホルダーを付けて完成。

しかし、外は雨がぱらついている。
新品自転車のデビューにはあいにくの天気なので、明日に持ち越しとなった。
さび止めのCRC-556も買わねば。

今日は誕生日なので、外食することにした。
15:50頃に徒歩10分ほどの「山羊料理 さかえ」に行く。
ドアのところに「本日は16:00から」と書いてあったので、しばらく周囲を巡回して戻ってきたら、
「16:30から」と追記されていた。

沖縄らしいなぁ、と再び周囲を巡回してくる。
もしかすると再延期もあるかも、と予想しながら戻ってきたらやっぱり。
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で、17:00ちょっと前に来て待っていたが、時間を過ぎても開く気配無し。
後から来たお客さんと「なかなか開きませんねぇ」などと話していた。

17:10頃やっと店が開く。待っていた4人が入る。
開いてもおばちゃんは、ばたばたしていて「ごめんなさいねぇ、今日はいつも手伝いに来てくれる人が休んじゃって」とおっしゃる。

まずは飲み物のオーダー。
菊の露 (1合500円)をたのむ。
その後もなかなかオーダーできず、泡盛を飲みながらおとなしく待っている。

おばちゃんから「山羊サシ頼む人!」と声がかかり、「ハーイ」とみんなが手を上げる。

しばらくして、山羊刺し(1,500円)が登場。
クセはなく、食感は鶏の砂肝の刺身のよう。
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山羊肉は1kg 8,000円するとのこと。
山羊の生産者が減少して、食べる人が増えているので値上がりしてるらしい。

「あれ、ニンニクはどこだっけ?」とか「ツナ缶はどこ行ったかな」とか食材等をあちこち探し回っている。
刺身を半分くらい食べたところで、ニンニクが見つかったようで、ぶつ切りのニンニクを刺身の皿に盛ってくれる。
もう少しみじん切りにして欲しかったんですけど、という感じ。

隣の二人連れは夜の便で東京に帰るとのことで「2時間しかいられません」と最初に話していた。
そしてその一人(那覇に来ると必ずここに来ると言っていた)が、「山羊焼きください」と言う。

「山羊焼食べる人!」とおばさん。
当方「山羊ソーキはありますか?」と聞くと、今日は山羊汁が無いので、そこから作る山羊ソーキもない、とのこと。残念。
で、山羊焼きに乗ることにした。

その後も予約のお客さんや、フリーのお客さんが次々と来店して、そのたびにコップはどこだ、栓抜きはどこだとあたふたとしている。
段取りが悪いなぁ、と思う。
しかし、愛嬌たっぷりでいろいろとおしゃべりするので、お客はみんな楽しく過ごしている。

山羊焼きは、頼んだ後もなかなか料理する気配がない。
その間も、大根の切り刻んだものや、タマネギぶつ切りなどがサービスで登場。
隣の二人は、間に合うかだんだんと心配になってきたようだ。

しかし、18:30頃に山羊焼き登場。
この頃になるとほぼ満席で、予約なしのお客さんは断っている。
その後、高菜のあえものが、サービスで登場。
頼んだものはなかなか出ないが、頼まないものが出てくるというおもしろさ。

隣の二人は、最後に高菜チャンプルー(900円)を注文。
当方も「それに乗った」と相乗り。

しかし「ツナ缶」が見つからないため、料理が始まらない。
時間が迫ってきて、焦った隣の人は「ツナ無しでいいから作ってよ」と言うが、ここは断固として、
「それはできない」と譲らない。
整理整頓にはこだわらないが 、料理にはこだわりがあるのだ。

しばらくしてツナ缶が見つかったが、二人連れの一人は、飛行機の時間が迫って途中で退出。
残った一人がなんとか食べることができた。
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これは、つまみとしても良いが、ご飯を一緒に食べたくなるような味であった。

お勘定は自己申告制。
刺身(1,500円)と焼き(1,500円) と高菜チャンプルー(900円) に、菊の露1合(500円)×2、氷(100円)で、トータル5,000円。午後9時頃退出。
1人だとちょっと高いが、隣の2人は6,900円であったので、まあまあだろう。
山羊肉を食べたという感じはほとんどしなかった。

ここは、料理屋というよりスナック。
帰るお客さんがいると、どんなに忙しくとも手を止めて必ず外まで出てお見送り。
そして、何かお土産を手渡す。
スナックのママと楽しくお話ししながらゆっくり飲めるところなのだ。

今度は安里駅近くの、もう少しディープな山羊汁を出す店に行くとしよう。

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